2025年10月31日で50㏄原付は排ガス規制に対応できなくなるため、50㏄原付は生産終了となりました。生産は終わりますが販売は在庫限りとなるため、バイク屋の店頭に在庫があればまだ買えます。これからは125㏄のバイクの出力を原付並みに抑えた新基準原付に移行します。値段は25万円ほどと大幅な値上げとなる予定なので安い50㏄原付新車が欲しい方は在庫のあるバイク屋に急ぎましょう。
新車で安い原付スクーター3選。安いスクーターを調べたらタクトベーシック、ジョグ、レッツの3車種だった
現在50㏄を販売している主なメーカーは、ホンダ、ヤマハ、スズキです。新車で安い原付
スクーター3選という事で50㏄の安いスクーターを調べたらタクトベーシック、ジョグ、レ
ッツの3車種だったので、この3台を紹介します。ヤマハのジョグはホンダのタクトベーシ
ックと中身が同一なので実質タクトベーシックとレッツの2種類です。現在売られている全
原付の新車の価格を調べてみると16万~60万くらい幅がありました。今回紹介するのは16
万円の価格帯です。逆に60万の原付ってどんなバイクかと思ったらピザの宅配でよく見る
屋根付きの原付でジャイロキャノピーというバイクでした。あとスクーターじゃないですが
働くバイクとして有名なスーパーカブ50は新車価格は25万円くらいします。
ホンダ 「タクトベーシック」
2021年3月時点で「タクトベーシック(税込16万8300円)」小売希望価格
2021年3月某日にバイク掲載サイトで全国の新車の「タクトベーシック」の
最安と最高値を調べたら税込で15万2千円~19万9千円と出ました。
これはバイク代+納車整備や諸経費など諸々含んだ総支払額です。
基本情報
水冷4スト 単気筒 排気量49㏄ 1人乗り
ガソリン1Lで走れる距離80km/L WMTCモード値 58.4km/L
全長1675mm 全幅670mm 全高1035mm
車体重量 78kg シート高 705mm メットイン容量 19リットル
燃料タンク容量 4.5L 最高出力 3.3kw(4.5PS)/8000r/min
最大トルク 4.1N・m(0.42kgf・m) /6000r/min
タクトベーシックについて
タクトベーシックはホンダで一番安い原付スクーターです。
ここで紹介したのはタクトではなく「タクトベーシック」です。タクトから一部機能を省略
して1万円ほど価格を下げたモデルが「タクトベーシック」となります。タクトから省かれ
た機能は主にアイドリングストップ機能です。この機能は信号待ちなどでのエンジンの停
止・再始動を自動で行う機能で、燃料の節約と環境に配慮した機能ですがこの機能が「タク
トベーシック」には付いてません。ホンダのサイトではタクトと「タクトベーシック」をま
とめて紹介してるのでタクトベーシックにもアイドリングストップ機能があるように見えま
すが実際にはついてません。他にシートの厚みやメットインの容量に微妙に違いがありま
す。とはいえそれ以外の基本スペックはほぼ同じです。積んでいるエンジンもタクトと同一
なので走行性能などは心配ありません。便利だと思うのはメーターの下の時計で、スピード
メーターの下に小さいパネルがあってデジタル時計を表示できます。走行中に時間を確認す
るのは信号待ちのわずかな時間だと思うのでポケットからスマホを出すのは面倒です。メー
ターの下にデジタル時計があるとこの場所からこの場所まで何分かかったとか測りやすいの
で地味ですがありがたいポイントです。
ヤマハ 「ジョグ」
2021年3月時点で「ジョグ(税込17万500円)」小売希望価格
2021年3月某日にバイク掲載サイトで全国の新車の「ジョグ」の最安と最高値を調べたら
税込で15万9千円~19万円とでました。
これはバイク代+納車整備や諸経費など諸々含んだ総支払額です。
基本情報
水冷4スト 単気筒 排気量49㏄ 1人乗り
ガソリン1Lで走れる距離80km/L WMTCモード値 58.4km/L
全長1675mm 全幅670mm 全高1040mm 車体重量 78kg
シート高 705mm メットイン容量 19リットル 燃料タンク容量 4.5L
最高出力 3.3kw(4.5PS)/8000r/min
最大トルク 4.1N・m(0.42kgf・m) /6000r/min
ジョグについて
ジョグはヤマハで一番安い原付スクーターです。
ヤマハとホンダは2016年に原付1種において協業する事を発表し話題になりました。ヤマ
ハの原付をホンダが作るという事です。ヤマハ(ジョグ)」はホンダのタクトベーシックが
ベース車のOEM車です。つまりジョグはタクトベーシックと同じ原付です。外装デザイン
くらいしか違いが無くエンジンもホンダのエンジンです。全高はジョグは1040mmでタク
トベーシックは全高1035mmと僅かな違いはありますが、ほぼ100%タクトベーシックと
同じです。最高出力と最高トルクの数値を見てみるとホンダタクトベーシックと同じなのが
分かります。ホンダ同様グレードで差があり、ジョグにはアイドリングストップ機能はあり
ませんが、約1万ほど高いジョグ・デラックスにはアイドリングストップがついてます。ジ
ョグがタクトベーシックにジャグ・デラックスがタクトに相当します。メーター類もタクト
ベーシックと同じなのでスピードメーターや燃料計の他に時計も表示できます。
スズキ 「レッツ」
2021年3月時点でメーカー希望小売価格「レッツ(税込16万6100円)」小売希望価格
2021年3月某日にバイク掲載サイトで全国の新車の「レッツ」の最安と最高値を調べたら
税込で14万2千円~19万2千円と出ました。これはバイク代+納車整備や諸経費など諸々含
んだ総支払額です。店によって値段が違いますのが分かります。
基本情報
空冷4スト 単気筒 排気量49㏄ 1人乗り 型式 2BH-CA4AA
ガソリン1Lで走れる距離66km/L(30キロ定速) WMTCモード値 52.8km/L
車体重量 70km シート高 695mm メットイン容量 22リットル
燃料タンク容量4.8L 最高出力 2.7kw(3.7PS)/8500rpm
最大トルク 3.4N・m(0.35kgf・m) /7000rpm
レッツについて
レッツはスズキで一番安い原付スクーターです。
燃費についてはタクトベーシックの80km/Lに比べてレッツは66km/Lは少なく見えますが
これは30kmの速度で定速で走った場合の数値なので当てにならない数値です。参考にする
のは実際の走行時に近いWMTCモード値で、これを見るとレッツ52.8キロ、タクトベーシ
ック58.4キロとなっており、レッツの方が少ないですが燃費で大きな差はほぼないと言え
ます。少しだけ気になるのは最高出力と最大トルクでタクトベーシックと比べるとレッツは
出力が抑えめになっている事。じゃあ遅いのかというと3.7PSは回転数は違いますがホンダ
スーパーカブ50と数値的には近く非力とは言えないはずです。なのでむしろタクトベーシ
ックの出力が強めと言えるかもしれません。レッツはデザイン的にはスクーターにしては
珍しい丸目ライトです。
まとめ
今回は新車の安い原付スクーター3選という事でタクトベーシック、ジョグ、レッツの3台
を紹介しました。50㏄なのでスポーツバイクのような趣味性はありませんが原付スクータ
ーは通勤・通学・日頃の買い物に充分使える実用性の高い乗り物です。個人的に欲しいと思
った原付はタクトベーシックかジョグです。レッツも性能は悪くありませんし充分な加速が
あるはずです。しかしレッツ3.7PSに対してタクトベーシックの4.5PSという数字を見ると
タクトベーシックの方がパワフルな加速が期待できるので買うならタクトベーシックかジョ
グがいいと思います。さらにタクトベーシックとジョグにはデジタル時計を表示できる点も
ポイントが高いです。もちろんレッツでも腕時計などで代用できますが、自分はめんどくさ
がりなのでメーター下にデジタル時計は欲しい機能です。レッツの利点としてはメットイン
の容量が22Lでタクトベーシック19Lより多めになっている点、他にインナーポケットも大
き目な点はレッツの便利なポイントと言えます。スペックの高そうな方を選ぶのもありです
が、気に入ったデザインの原付を選ぶのもありです。